お安いのには訳がある

2023.12.02お葬式コラム、お葬式に役立つ情報満載です

お葬式「最安76,000円(税抜)」などというアイキャッチがネット上にあふれています。
実際にその金額でできるのか、というのがお題です。

結論からいえば、できないことはありません。
つまり「できる」ということですが、通常では「ありえない」ことが皆さんを待ち受けています。
それは大きく分けて次の2つです。

1つめは、その内容には「家族が付き添う」という概念がないことです。
多くの場合、病院や施設などで最期を迎えるケースが多いと思いますが、葬儀社はそこからご遺体を搬送し「ただ(ご遺体を)預かるだけ」。火葬の日程が決まってご家族が(故人と)面会できるのは、数日後の火葬場になります。
つまりその間は、付き添うことや「お線香の一本」もあげられません。

2つめは、思わぬ追加料金が発生してしまう点です。
例えば、1つめのケースで面会を希望する場合、1時間当たり〇万円が必要だったり、1回だけでも「お経を頂きたい」などの希望であればプラン自体が変わり思わぬ高額になってしまうことも・・・。

その多くは、ネットで集客だけを行い提携する委託業者に斡旋する紹介業者(ブローカー)で、委託先から手数料を得ている会社です。
受託する各地元の葬儀社は、お安いうえにそこから手数料まで支払わされます。
これでは人的なサービスを徹底的にカットするか、追加料金を取らなければ利益の確保すらできませんよね。

まさに「安かろう悪かろう」か、二重価格の典型です。
お安いには訳がある、皆様くれぐれもご注意くださいね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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