直葬とは

2022.11.25お葬式コラム、お葬式に役立つ情報満載です

直葬という文字から「亡くなった病院などから直接火葬場に行って荼毘に伏す」と勘違いされている方が少なくありません。
しかし、コロナなど感染症の一部を除き、直接火葬場に行くことはほぼできません。

何故かといえば、理由が3つあります。
一つめは、墓地埋葬に関する法律で死亡後24時間以内は火葬(埋葬)が禁止されていること。
二つめは、火葬の前に死亡届を役所に提出し、火葬許可証を得なければならないこと。
三つめは、死亡した病院や施設等では長時間ご遺体を安置できないこと、の3つです。

つまり、少なくとも24時間は火葬はできず、3の理由から安置する場所が必要で、その間に役所の手続きが必要、ということです。

直葬とは、通夜や告別式などの宗教儀式を行わない葬送、というのが正しい解釈です。
普段から信仰している宗教宗派がない方や、故人の強い遺志などにより選択される方が多い形式です。

但し、お寺などが管理する場所(境内など)に墓地がある方で直葬を選択される場合は、事前に管理者と調整しておくことが大切です。
また、お身内の中などから「お経もないのか」など指摘を受けることがありますから、こちらも事前に理解を得ておくことが大切です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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