一日葬とは

2022.11.25お葬式コラム、お葬式に役立つ情報満載です

一日葬という言葉に対しても、少なからず誤解があるようです。

首都圏などでは死亡者数と式場の供給バランスが崩れ、告別式(火葬)までに4~7日程度を要することも珍しくありません。
ご遺体を保管施設などに預け、予約日に一日だけ式場を使用し告別式を行い荼毘に伏す、その葬送形式を一日葬と言っています。

一方、熊本を含む地方では式場も火葬にも余力があり、数日待たないと空きがないという状況ではありません。
従って保管施設などもなく、仮にご遺族が数日先の火葬を希望する場合でも、ご自宅または式場で保管しざるを得ない状況です。

冒頭の誤解とは、保管場所云々の話しではなく「一回だけ読経をお願いしたい」というものを一日葬と言われる方がいらっしゃる点です。
多くの場合、病院などから直接ご遺体を式場に搬送し、安置することが前提となっています。

一日葬だと通常の通夜や葬儀を行う葬送形式と比べ「安くすむ」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、以上の状況から極端に安いという話ではなく、一日葬をお考えの場合も私たちにご相談いただくのがベターだと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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